- ヒアルロン酸の効果
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正常な膝関節は、骨と骨の間が関節液で満たされています。関節液の主成分はヒアルロン酸です。ヒアルロン酸は、骨を守る軟骨を形成する役割と軟骨をスムーズに動かす潤滑油の役割があります。
ヒアルロン酸を含む関節液が少なくなり、軟骨がすり減ると、日常動作で痛みを感じる、変形性膝関節症になってしまいます。ヒアルロン酸は特に40歳を過ぎたことから、急激に減少し始めます。60代にはもともと持っていたヒアルロン酸の25%しか残っていないと言います。
その減少したヒアルロン酸を直接膝に注入して、補うのがヒアルロン酸の注射です。ヒアルロン酸注射で関節液が本来の役割を果たすようになり、関節液の粘り気や弾力性が一時的に回復します。その結果、ひざの痛みが改善するのです。
日常生活において膝への負担を減らすことも大切ですが、注射などの薬物療法や電気治療などの運動療法などを組み合わせて行うことで、痛みの改善が図れますので、つらい膝の痛みでお悩みの方は是非ご相談ください。
2018年4月10日